
“うちの子いまだに哺乳瓶を離せないんだけど…いつまで持たせておいていいの?” って思いますよね。
赤ちゃんにとっては毎日使っていたもの、必須アイテムなわけで…卒乳させたいのに、哺乳瓶からの卒業はなかなか簡単にいきにくいものです。
今回、わが娘は哺乳瓶からの卒業&卒乳に成功しました!――そのきっかけは、作らずとも訪れた?!
他に、私がこころみた方法や、失敗例などもご紹介しますね!
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哺乳瓶はいつまでに卒業すればいいの?
一般的には、だいたい歯が生えそろい、離乳食をしっかり食べられるようになると、哺乳瓶は卒業と言われます。
お子さんによっても個人差はありますが、1歳~1歳半ごろが目安かもしれませんね。
今回、わが家の娘も1歳半検診で、保健師さんから、
「離乳食が1日3回食べられているのなら、哺乳瓶から卒業出来るようにしてください。」
と指導を受けたことで、“哺乳瓶離れさせなくちゃ!” と、卒業に本腰を入れて取り組むことにしたんです。
ですが…いくら親が決心たところで、子供は急に哺乳瓶から卒業なんて出来ませんよね。
私も思い通りにいかない間は、
“そもそも卒業しなきゃダメなの?”
“そのうち自分から「哺乳瓶いらない!」って言い出すんじゃない?”
~なんて、よく自分に都合の良いように考えてました(^_^A)
なぜ哺乳瓶を卒業させなくちゃいけないの?
そもそもどうして、哺乳瓶=ミルクを卒業させる必要があるのか?って思いますよね。
まず1つ目は、哺乳瓶でミルクを飲むことで、離乳食を食べる量が減ってしまう からです。
母乳やフォローアップミルクは、離乳食で補えない栄養を補うものなので、十分食べられるなら必要ありません。
同時に「食べる」こと自体をおぼえる時期になっていくのに、ミルクでお腹がふくらんでしまったら、離乳食をあまり食べたがりませんよね。
2つ目は、虫歯になるリスクが高くなる!ということです。
特に、寝る前に哺乳瓶でミルクを飲まないと寝れない…となると、寝ている間に虫歯になる可能性がグン⤴⤴と高くなってしまいます。
“虫歯にならないように!” といくら気をつけていても、寝る前にミルクを飲んでしまったら、意味がないですよね。
かく言うわが家も、寝る前に飲まないとギャーギャー大泣きして、寝れなかったんですが…(^_^;)
じゃあ、どうやって卒業・卒乳させればいいの?となりますよね。
娘が哺乳瓶ミルクから卒業&卒乳したのは!
はじめに私がやってみた哺乳瓶からの卒業方法は、いたってシンプルでした。
まず、それまで常に目につく所に置いてあった哺乳瓶を隠します。
そして寝る前、“哺乳瓶!” と泣きだす前に、先手必勝で、お茶を飲ませて喉をうるおし満足させて、部屋を真っ暗にして寝たんです。
・・・でも実は、これでは成功しませんでした…。
ウトウトすると、やっぱり哺乳瓶とミルクを欲しがり大泣きで、何をしても寝ないし、大泣きはどんどんエスカレートするばかり(涙)
しばらくトライしましたが、いつも私が折れて、哺乳瓶を渡してしまったのです。ダメですね…。
では最終的に、どうやって成功したのか?なんですが。
きっかけは、娘が『突発性発疹』で熱を出したときでした!
娘は夜、熱のためにふだんよりも早い時間に寝つきましたが、朝まで起きることなく、一晩ミルクなしで過ごしたんです。そして次の日も。
3日目は熱が下がり元気になりつつありましたが、体力も落ちていたのか、哺乳瓶!と泣くこともなく、寝ることができました。
そして哺乳瓶はそのまま “ラッキー!” と思って、隠していたのです。
そしたら・・・まさかまさかの・・・
そのまま哺乳瓶からの卒業・卒乳 となりました!!
苦労していた割に、最後はあまりに呆気なくて “こんなこともあるんだなぁ~” と(^_^;)
実はそのすぐ後、いとこが哺乳瓶でミルクを飲んでいるのを見て、欲しがったことがあるんですね。でも、
ミルクがほしいんだと思って、フォローアップを(哺乳瓶でなく)コップであげると、なんと嫌がって一口も飲まなかったんです!
むしろ「いらない!」と、ミルクを拒絶@.@
ミルク離れが出来たら、今度はお茶にはまったようで、今ではお茶を欲しがりますね。
~このようにして、わが家の娘は、めでたく哺乳瓶卒業できました!
いきなり飲み手がなくなり、余ってしまったミルクはどうなったかと言うと、調理用として使うことにしたので問題なし!です^^
哺乳瓶の卒業、卒乳って、本当にどんなきっかけでできるかわからないものです。(きっとレアケースでしょうけれど、わが家の場合は…)
哺乳瓶卒業にはどんな方法があるの?
娘の場合、最終的には、自然なかたちで卒乳のチャンスがおとずれたという結末でしたが、
それ以前に調べたり、ためした方法がいくつかありますので、書いておきますね!
1.ストローマグに挑戦する
哺乳瓶に執着する前に、ストローマグを使えるようにすることで、哺乳瓶を卒業するという方法があります。
これはとにかく、失敗しても怒らず「上手だね~」と忍耐強くほめてあげると、子供は喜んで飲もうとしますよ。
2.子供といっしょに「哺乳瓶バイバイ!」と、ゴミ箱に捨てる
ママが一方的に哺乳瓶を取り上げてではなく、まず子供に話をして、いっしょにバイバイと捨てることによって、
“もう哺乳瓶はない” とわからせることで、効果的と言われています。
3.たくさん遊んで気をそらす
遊びに夢中にさせて、哺乳瓶のことを考えさせないようにする、という話もよく聞きます。
たくさん遊ぶと疲れて、ウトウトと寝てしまいますものね(*^^*)b
卒乳時 哺乳瓶はいつまで使うか?
実は私、今回の娘のお姉ちゃんの時に、哺乳瓶の卒業がなかなかうまく出来ずに、2歳過ぎても、哺乳瓶をくわえて夜寝ていたんです。
そんな経験もあって、“今回は早く哺乳瓶から卒業出来るように!” と決意していました。
きっとあなたも今、哺乳瓶やミルクからの卒業がなかなかうまく出来なかったり、“一体いつ卒業できるんだろう?” と悩まれていますよね。
私自身も、試みる→ 出来ない→ 焦る→ 試みる→ 出来ない→ さらに焦る→ …
のように、焦りがどんどん大きなるし、いくら焦っても思い通りにいかないことにイライラしてしまって、完全に悪循環におちいっていました…。
そんな時、ネットを見て心が軽くなった言葉が、
「小学生になっても哺乳瓶をくわえている子供はいない」
でした。確かにそうですよね!
そこからは焦らず、子供のペースに向き合うことが出来たと思います。
そして「その日」は、思いもよらない状況でおとずれました!!
哺乳瓶やミルクの卒業のときは、必ずやってきます。ただそれが、今日なのか明日なのか、分からないだけ。
試みは続けつつも、どうぞ焦らず、どーんと構えてみてください!