電車内で飲食禁止の法律はあるの?どこまで許される?注意の仕方も知りたい!

電車の中で物を食べるなんて、旅行か長距離移動時のときの駅弁くらいかと思いきや、

 

 

近頃では、通勤電車の中で朝食(バーガーなど)を食べたりする人も見られます。

 

 

“きっと今食べざるを得ない事情があるんだろう”…と、一歩譲ろうと思っても、車内には臭いがプゥ~ン(>.<)

 

 

周りの人たちも迷惑に思っているのが顔に表れてるんだけど、本人はお構いなし!

 

 

これって、見過ごすべきか、注意した方がいいのか…。“そもそも車内飲食ってルール違反じゃないの?” と思うのだけど、それも定かじゃない。

 

 

そんなあなたのモヤモヤを解消すべく、電車内の飲食についてまとめてみました!ご参考になれば幸いです。

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<目 次>

 

 

    1. 電車内では飲食禁止?法律や規則はあるの?
    2. 電車内で飲食はどこまで許される?
    3. 食べ物の臭いに耐えられない!上手い注意の仕方はある?
    4. 電車車内での飲食についてのまとめ

 

 

 

 

電車内では飲食禁止?法律や規則はあるの?

 

 

ズバリ結論から言いますと、日本では、電車の車内で飲食を禁止する法律はありません。

 

 

また日本の鉄道会社中、車内飲食を規則として禁止している例は、ごくごく一部です。(名古屋市交通局など)

 

 

もし規則で禁止されているなら、必ず罰則があるはずですので、気になる場合には、利用する鉄道会社に直接質問して、確かめる必要があります。

 

 

しかしながら、JRやほとんどの私鉄では、車内飲食を明確には禁止していないのが現状 です。

 

 

では、ほとんどの鉄道会社が「禁止していない」⇒「なら食べていい!」ということで即、決着がつきそうなところを

 

 

なぜ車内飲食がよく問題になるのか?

 

 

それは車内飲食が、「規則」「法律」とは別の、「マナー」「エチケット」「モラル」問題 になってくる為なんですね。

 

 

実際、鉄道会社側でもそのように捉えています。

 

 

ですので「乗客同士の気遣い」の次元の話を、あえてホームページに「禁止事項」などとして載せないのです。

 

 

 

 

マナー問題とは?

 

 

ここで改めて、マナーとはどういうものでしょうか?

 

 

マナーとは、「みんなが気持ち良く、快適な環境を維持する」ための行い・言葉です。

 

 

明確な根拠の上に立つものではなく、多くの人がもつ「感覚の常識」とも言えるでしょうか。

 

 

よって、規則によって厳密に縛れるものではありません。

 

 

しかしながら・・・法律や規則で禁止する “それ以前の常識” として、

 

 

「電車車内では、人に迷惑を掛ける行為、又は、迷惑を掛ける可能性の高い行為をしてはいけない」という大前提があるわけですね。

 

 

【禁止されてはいないが、してはいけない行為がある】――これが、この論争の堂々巡りの原点!

 

 

これは最終的に、乗客の自己責任、自己判断になります。

 

 

たとえばですが・・・

 

 

車内でカップラーメンを食べようが、クサヤを食べようが、法律に反しているわけではないので、個人の自由ですよね。

 

 

でも周囲の乗客の「気持ち良く快適な」環境が崩れます。中には憤る人さえ出て来るでしょう。

 

 

こうなると「マナーに反している」状態になってしまうわけです。

 

 

 

鉄道会社は車内飲食を禁止できない

 

 

 

 

ならば今度は、マナー違反が起こらないよう「飲食を禁止してしまえば良いのでは?」と、単純に考えてしまいそうになりますが…。

 

 

実は、鉄道会社の方で、そうすることができない理由があるのです。

 

 

鉄道会社では、駅構内、ホーム、車内で営業を行う売店(自販機含む)を入れ、場所代を取ることでも、収益を得ています。

 

 

そのため、「車内飲食禁止」にしてしまうと、その収益が減ってしまうのですね。

 

 

(もし収益減になれば→運賃値上げにつながってしまうという現実も…)

 

 

別の例で話すとすると、

 

 

映画館内に飲食物の売店がありますが、もし映画館側が「映画館内では飲食禁止」という規則を設けたとしたら、どうでしょう。

 

 

「営業許可しているのに館内飲食禁止」という矛盾に対して、売店側から、激しく抗議されるはずですよね。

 

 

(持ち帰る人以外、買わなくなってしまうわけですから)

 

 

結局、売店は商売にならないので撤退。映画館には場所代が入って来なくなる…となります。

 

 

これと同じ理由で、鉄道会社としては、飲食禁止を規則として打ち出すことは、ほぼ不可能に近いわけなのです。

 

 

また、他の理由としては、

 

 

乳幼児や、個人の体調(持病)によってやむを得ず、乗車時間中に、水分補給や飲食が必要な人もいます。

 

 

場合によっては、生命の危険まで及びかねないケースもあるので、飲食禁止を規則にできないのです。(取り締まることもほぼ不可能ですし)

 

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電車内で飲食はどこまで許される?

 

 

鉄道会社が飲食物の販売を許可する限り、当然、買う人があるわけですが、それを車内で食べて良いのかどうか?――ここが問題ですよね。

 

 

「マナーを守る」と言われても、基準が人それぞれなのが困ったところ。

 

 

そこで今度は、電車内での飲食はどこまで許されるのか、その範囲について考えてみましょう。

 

 

これらは絶対的な「正解」というわけではありませんが、いくつかの基準と具体例を挙げてみました。

 

 

 

飲食物そのものに関して

 

 

【マナー違反になりにくい物】

 

 

おにぎり

サンドイッチ

菓子パン

 

ガム

アメ

グミ

 

クッキー

ビスケット

エネルギーバー

チューブ入りゼリー
(臭いが強くない/一口で食べられる食品)

 

紙パック飲料

ペットボトル飲料

タンブラーに入った飲料

(フタがあり揺れてもこぼれにくい液体)

 

車内販売されている飲食物

駅弁
(強い臭いがしないように作られており、容認されている物)

 

 

※どれも臭い的には大丈夫でも、クチャクチャ音を立てながら食べるとマナー違反となりやすいです。

 

 

 

 

 

【マナー違反になりやすい物】

 

 

汁物

麺類

(こぼれたり飛び散りやすい物)

 

ハンバーガー

チキン

ギョーザ

キムチ

(臭いが強い物)

 

硬いせんべい

スナック菓子

(大きい音が出る/継続して音がする物)

 

アイス
(溶ける物)

 

パイ

(ボロボロ落ちてシートや床を汚す物)

 

広口の飲料

(飲む時や振動でこぼれやすい液体)

 

 

 

 

※ただし最近では、駅構内の立ち喰いそば屋で、持ち込み用容器があったりします。

 

 

もしも麺類を食べるなら、汁が飛び散ったり、こぼれたりしないように要注意ですよね。

 

 

また、大前提として、

 

 

物を食べるのは、シートに座っている時。立って食べるのは、マナー違反とされやすいです。

 

 

床に座って食べるのは、論外。

 

 

そしてもちろん、食べた後のゴミはシートに置き放しにせず、車内のゴミ箱に捨てるか、持って降りるのが正解ですね!

 

 

 

アルコールに関して

 

 

 

 

お酒は、飲んでいる人が近くにいるだけで、不快に思う方もいると思います。

 

 

しかしながら、やはりほとんどの鉄道会社では、アルコールについても、明確に規則で飲酒を禁止していません。

 

 

他の乗客の迷惑にならないなら、認めているのが実情。

 

 

確かに飲んでも酔わない人もいますが、周りの人は “絡まれたりしないだろうか…?” と、不安な思いになります。

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それに、臭いがしますよね。

 

 

その意味では、「皆が気持ち良く快適」な環境が崩れてしまうことになるので、マナー的には問題があると、私自身は捉えています。

 

 

車内でお酒を飲む人にとっては、「禁止されていないのに何が悪い!」との言い分だと思いますが…。

 

 

 

電車の種類に関して

 

 

次に、電車の種類や乗車時間を基準に見てみましょう。

 

 

 

【マナー違反になりにくい場合】

 

 

新幹線や有料特急(指定席)

 

車内販売をしている電車

 

観光目的で長時間乗る電車

 

 

※これらは、乗車中に食事しても当然と考える人が多いですね。

 

次の乗客が利用する前に、点検や清掃が行われるような車両なら、なお大丈夫と考えやすいです。

 

 

 

 

シートにテーブルが付いている車両

 

4人掛け用に囲われたボックスシート

 

 

 

 

 

【マナー違反になりやすい場合】

 

 

通勤・通学のための利用が主な目的で、出入りが激しい電車

 

 

※移動時間が短いので、飲食の必要はない、降りてから食べれば良いと考えられやすいです。

 

また、シートを汚してしまっても、すぐ清掃されることなく走り続けるので、乗客の迷惑になります。

 

 

 

 

横並びのロングシート

 

 

 

 

 

電車の混み具合に関して

 

 

更に、単に電車の走行距離ではマナーの良し悪しは計れない、という見方もあります。

 

電車の混雑状況も、マナーをはかる基準の一つになりそうです。

 

 

 

【マナー違反になりにくい場合】

 

 

通勤電車でも、空いているとき

 

 

 

【マナー違反になりやすい場合】

 

 

長距離の電車でも、満員電車や、すごく込み合っているとき

 

 

※新幹線でも、年末年始の帰省ラッシュの自由席では迷惑になる可能性大(もちろん禁止ではありませんが)

 

 

 

 

 

~以上のように、「電車内での飲食はどこまで許される?」という疑問に関しては、

 

 

何を(アルコール含)飲み食いするかという、飲食物そのものの基準に加えて、

 

 

それらをどんな状況で口にするのか、ということも、「マナー」を考える上では、重要な要素になりそうです。

 

 

電車は、不特定多数が集まる、閉ざされた空間ですよね。その中で、

 

 

強いニオイを出す

 

 

大きい音・不快な音を出す

 

 

シートや床など車内を汚す

 

 

近くにいる人に害を与える(服を汚す等)

 

 

ゴミを置きっぱなしにする

 

 

…などの「マナー違反をしない」範囲で飲食するのならば、大丈夫と捉えて良いのではないでしょうか。

 

 

また車内は、すべてが自分の思い通りになる空間ではありませんので、何かを食べている人が気になったとしても、

 

 

“ある程度のことは我慢すべき” ということも、再度、理解しておかれると良いと思います。

 

 

 

駅のホームでの飲食は?

 

 

オマケとして、駅のホームについても触れておきますが、もちろん ホームでも、飲食は禁止されていません!

 

 

車内だと空間が閉ざされていますし(臭い問題)、揺れるので、乗車前の方が良い面もあります。

 

 

でも…ホームって人目に付きやすく、飲食はちょっと躊躇われますよね!

 

 

とりあえずは、もし食べたとしても「規則を破っているわけではない」ということは、覚えておかれると良いでしょう。

 

 

食べている人を「規則違反」と見る必要もない、ということですね。

 

 

もちろん、ベンチや待合室など、他の乗客の通行の邪魔にならない場所で。混雑状況を見て。

 

 

ゴミの後始末なども含め、「マナー」が守られていれば、問題はないのです。

 

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食べ物の臭いに耐えられない!上手い注意の仕方はある?

 

 

 

 

電車内で、マナーに反して飲食している(例えば、臭いの強い物を食べている)人のために、不快な思いをしていたとします。

 

 

そのような時には、どのように対処したら良いのでしょうか?

 

 

これ、とても難しい問題なのですよね…。

 

 

と言うのも何しろ、どんな状況であっても「規則を犯している」訳ではないため、『注意』することが出来ない からです。

 

 

実際に他の乗客に迷惑をかけていないなら、乗務員や駅員でさえ、注意はできないのです。

 

 

そこで、あなた自身が不快な思いをしないように出来ることは・・・

 

 

 

1.まず、その場から離れる こと

 

 

これが一番賢明です。その人とトラブルになることを完全に避けられますので。

 

 

 

2.混んでいたり、指定席で席を移動できない等で、その行為を止めてもらいたい時には、「注意」ではなく「お願い」する こと

 

 

なぜ止めてほしいのかを、柔らかめの表現にしてお願いしてみることです。

 

 

「申し訳ありませんが、気分が良くないので控えていただけないでしょうか…?」などですね。

 

 

間違っても、我慢にガマンを重ねた挙句、最後に「マナー守れよ!」なんて吐き捨てて下車するのはタブー。

 

 

その瞬間、あなたもマナーの悪い人になってしまいます。

 

 

 

3.乗務員がいるのなら、乗務員に告げること

 

 

乗務員から言ってもらうことで、逆切れなどの可能性から、自分の身を守ることができます。

 

 

ちなみに、マナー問題は、乗務員でも注意をすることはできませんが、

 

 

もしその人の行為が、車内秩序を乱すものであると判断した場合には、職権として、下車を命ずる権利を持っています。

 

 

 

 

電車車内での飲食についてのまとめ

 

 

 

 

電車内での飲食を禁止する法律や、規則は無い(ごく一部を除いて)ことから、マナー問題に関して、主にお話ししてきました。

 

 

鉄道会社側で、飲食禁止のルールを作ることが出来ない事情があることも踏まえた上で、

 

 

禁止されていない以上、「マナー問題」としてどう捉えるのか?という所で、意見は大きく2つに分かれます。

 

 

マナーを守っている限り、飲食していいのは当然だ!

 

     VS

 

いや、飲食すること自体がマナー違反だ!

 

 

 

…これに関して、最後に少し、私の意見を少し述べさせて頂きたいと思います。

 

 

日本に初めて鉄道が出来たのが、明治時代。

 

 

車内で飲食をすることは、その当時から続いて来た日本の「食文化」です。

 

 

もともとはどんな車両でも、マナーを守りつつ食することが許可されていたそうです。

 

 

私が子供の頃(昭和です)、地元の私鉄駅のホームでもまだ、首から吊った板に駅弁を積み上げたおじさんが、車窓越しに売りに来ていましたっけ。

 

 

その頃は、バーガー・ポテト・チキンのように、キツイ臭いを放つような食べ物もなかったです。

 

 

でもどうやら、そういう物を車内に持ち込んで食べる人が増えて来た時期から、「飲食自体がマナー違反だ」という声が聞かれるようになったようですね。

 

 

まあ、電車もどんどんスピードが速くなり、駅ごとに食堂も増えたので、

 

 

旅行だとしても、必ずしも電車の中で物を食べなくてもいられるようにもなりましたけれど。

 

 

私自身は今でも、臭い、音、混雑状況など、よく見計らった上でなら、車内飲食は、決してマナー違反だと思っていません。

 

 

「車内飲食はマナー違反」という自分の考えが、他人も従うべき「規則」であるかのように固まってしまった人が増えて来たのは、さびしいことです。

 

 

規則はないのです!

 

 

車内飲食を肯定する人たちも、更に心して、マナーを守っていかなければいけませんね。

 

 

法律や規則など無くても、今まで「良きもの」として、庶民の間で受け継がれて来た日本の食文化が、これからも守られて行ってほしいなぁと思います。

 

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きよ美

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こんにちは!静岡県出身、今現在は韓国ソウルで生活している50代、きよ美と申します。
 
私自身関心のあることや、それぞれの分野に詳しい皆さんにもご協力いただきながら、日々の生活の中での「体験」を通した、お役立ち情報を主にお届けしています。
 
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