
雨続き…洗濯物が早く乾いてくれないと着る物がない!しかも、ずっとそのままにしておくと、イヤ~な臭いまでしてきますよね。
“雨の日に洗濯物を早く乾かすにはどうしたらいいの? 室内干し? 外干しでも大丈夫?” と、お困りのあなた!
乾燥機なしに「洗濯物を一番早く乾かす方法」について、調べてみました。ぜひ参考にして下さいね^^
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<目 次>
- 洗濯物が早く乾く条件は?
- 雨の日に洗濯物が早く乾くのは外?室内?
- 雨の日の部屋干しで早く乾く場所はどこ?
- 洗濯物を早く乾かすための家電とそれぞれの特徴は?
- 洗濯物を早く乾かすための工夫は?
- 雨の日に洗濯物を一番早く乾かす方法【まとめ】
洗濯物が早く乾く条件は?
洗濯物側の要因(脱水がよくできているほど早く乾く等)もありますが、「環境要因」としては、気温・湿度・通気があります。
■気温が「高いほど」早く乾く
■湿度が「低いほど」早く乾く
■通気が「良いほど」早く乾く
雨の日は「気温が低く」なり、「湿度が高く」なるので、乾きにくくなってしまうんですね。
なので、早く乾かすためには、これらの条件を良くしてあげることが必要です!
雨の日に洗濯物が早く乾くのは外?室内?
ならば、“雨の日は、室内干ししないとダメなのね?” と思いますが…必ずしもそうではありません。
雨が直接当たるのを防げる軒先や、マンションでも屋根付きのベランダがあるなら、外に干しても大丈夫。
屋外の方が空気の循環(通気)が良いので、家の中に入れてしまうよりも、ある程度までは早く乾く んです。
でも、なかなか雨が上がらなければ、やっぱり 室内干しに切り替えると良い ですよ!
完全に乾ききらないままで長時間経つと、雑菌が繁殖して、洗濯物から臭いが発生してしまいますからね。
雨の日の部屋干しで早く乾く場所はどこ?
家の中で洗濯物が一番乾きやすい場所…答えは「風呂場」です!
もちろん洗濯物を干す前に、風呂場自体に湿気がない状態であることが前提ですよね。
風呂場は、水(湯)を使う場所なので、家の中でも通気の良い位置にあったり、湿気を取りやすい構造になっている場合が多いのです。
そうでなくても、必ず、換気扇や窓が付いていますよね!
しかも風呂場なら、生活していても、洗濯物から蒸発した水分で湿度が上がって不快になることもないし、目に付かない、匂いもしない等の利点もあります。
もちろん、除湿機や浴室乾燥機を使えば、更に早く洗濯物を乾かすことができますよ!
洗濯物を早く乾かすための家電とそれぞれの特徴は?
風呂場が洗濯物が一番乾きやすい場所だとしても、そもそも洗濯物を干せるような構造になっていないとダメですよね。
わが家の風呂は、残念ながら、狭くて物干し台を入れられないし、物を掛けられる所も無いのでアウト(>.<;)
干そうと思ったら、長くて丈夫なつっぱり棒が必要です…。
なので、室内干しをするときは、どうしてもリビングになってしまうんです。
そこで、洗濯物を少しでも早く乾かすことができる家電を挙げてみました!
【扇風機】
風が直接、洗濯物に当たるようにします。
風で洗濯物の水分を蒸発させると同時に、湿気がとどまらないように、空気を循環させることもできるので効果アリ。
ただ…夏場なら問題ないのですが、冬場は洗濯物がすっかり冷たくなってしまい、水分が蒸発しません。
気温が高い時に、有効な方法ですね。部屋の中で扇風機を回していると、冷えた空気が体に当たってきますし^^;
【エアコン】
エアコンについている「除湿モード」、または「衣類乾燥モード」は、雨の日の洗濯物に大活躍!
部屋の空気を乾燥させることで、洗濯物が乾きやすい環境を作ってくれるんですね。
もちろん洗濯物から出た湿気も、部屋の外へ出ていきます。
エアコンの風が当たる位置に洗濯物を干すと効果的。
さらに、上からエアコン、下から扇風機、の二刀流で効果アップです!
ちなみに…
※夏に「冷房」で、湿度を下げることで乾かす
※冬に「暖房」で、気温を上げることで乾かす
ことも可能ですが、部屋の外と温度差が出来るため、結露→カビの原因になり得ます。
また、いずれの場合も、洗濯物から蒸発した水分は部屋の中にとどまっているので、飽和状態になるとそれ以上は乾きません。
エアコン使用後に充分な換気が必要です。
【除湿機】
雨の日に洗濯物を早く乾かすのに、除湿機は効果大!エアコンの「除湿」より、除湿力が大きいです。
最近は、衣類乾燥機能を前面に出した「衣類乾燥除湿機」が多く出回っていますよね。
乾燥方式によって3つのタイプがあるので、簡単に特徴をご紹介します。
▶コンプレッサー式
(エアコンの「除湿」機能と同じ方式)
<メリット>
〇除湿量が多い
〇消費電力がデシカント式の約半分
(ヒーター不使用の為)
〇気温が高いほど効果が高い
〇室温の上昇が少ない
<デメリット>
×気温が低いと除湿量が落ちる
×本体サイズが大きめ
×運転音が大きめ
▶デシカント式
<メリット>
〇除湿量が気温に左右されない
〇本体サイズが小さめ
〇運転音が小さめ
<デメリット>
×消費電力が高め
(ヒーター使用の為)
×室温が上がりやすい
▶ハイブリッド式
<メリット>
〇季節によって除湿方式を切り換えられる
夏:コンプレッサー式
冬:デシカント式
<デメリット>
×本体サイズが大きめ
×価格が高め
除湿方式によって、それぞれにメリット・デメリットがあるので、どんな使い方をしたいのかによって、最適なタイプを選ぶ必要がありますね。
1年中使用する、または、季節を問わず必要な時に使いたいのなら、ハイブリッド式が良さそうです。
梅雨時だけ使うのであれば、コンプレッサー式が良い、ということになりますね。
夏に デシカント式を使用すると、気温が3℃以上も上がるので、梅雨時~夏場は不快です。
♥「除湿機」情報参考サイト「価格.com」
【セラミックファンヒーター】
洗濯物を干した部屋の戸を閉め、密室にして使います。
温風によって気温が上がり、洗濯物が乾くと同時に、空気が循環もします。
冬場の利用に向きますが、消費電力は大きいです。
~ここまで、家の中に干した洗濯物を、より早く乾かすための家電を挙げました。
必要に応じて、使い分けてくださいね!
洗濯物を早く乾かすための工夫は?
雨の日に、家電を利用して、洗濯物を早く乾かす環境を作ることはもちろんですが、洗濯物自体を、乾きやすい状態にしておくことも大きなポイントです!
それでは、早く乾かすための工夫を挙げてみますね。
■脱水を普段より念入りにする。
(その分シワがくっきり付いてしまうので注意が必要)
■新聞紙を洗濯物(物干し台)の下に置く。
新聞紙が湿気を吸い取り、早く乾く助けになります。
■物干し台を、部屋の中央に置く。
(カーテンレールや壁に掛けるより良いです)
■洗濯物は、なるべく高い位置に干す。
■外干しの時よりも間隔をあけて干す。
■生地が厚いものと薄いもの交互に干す。
(厚い物を並べない)
■長いものと短いものを交互に干す。
■タオルは長さを均等にしないで、段差をもたせて干す。
■タオルは掛ける前に、広げて持ち端を持ちパンパンと振る。
繊維が立って間に空気が入り込みやすくなる上、乾いた時により柔らかくなる。
■中を広げて干す。
Tシャツなどしわをのばすために、干す時パンパンと叩くことありませんか?
叩いたあと、くっついた前後の生地をはなして、中に空気が入るようにします。
私は、くつ下もつま先部分をつまんで広げています。
■便利グッズを利用する。
ズボンを円柱型に干すアイテム
パーカーのフードを持ち上げて干すアイテム
…など、アイディア商品がいろいろあります。
■アイロンを使う。
アイロンを当ててから干すと乾きが早くなり、同時にシワも伸びます。
すぐに乾かしたい物、乾いたあとにアイロンがけが必要なものに。
■ドライヤーを使う。
ただしドライヤーは熱風の噴出口が狭いので、1ヶ所に集中して当てると生地を痛めてしまう可能性があります。
使うなら、服をハンガーに掛けてまんべんなく動かすこと。
靴下を乾かそうと噴出口にかぶせたりすると、加熱して故障の原因になるので注意して下さいね!
(経験者は語る…^^;)
または、大きいビニール袋を準備して、通気用に角を切り落とします。
その中に洗濯物を入れて、上から風を当てます。
(熱がまんべんなく行きわたります)
■洗濯をこまめにする。
一度に干す量が減るので、スペースを空けやすくなります。
また、毎回の湿度の上昇度も少なくて済みます。
雨の日に洗濯物を一番早く乾かす方法【まとめ】
雨の日に洗濯物を早く乾かす方法・手段、いろいろありましたね!
さて、「一番早く乾かす方法」の結論としては・・・
①やっぱり最初から室内干しをすること。可能ならば、湿気のない状態のお風呂が良い。
②そして、出来るだけ干す間隔をあけるなど、乾きやすい工夫をした上で、
③季節にあった家電を使うこと。
★夏→除湿機(コンプレッサー式/ハイブリッド式)・エアコン(除湿)・扇風機
★冬→除湿機(デシカント式/ハイブリッド式)・エアコン(除湿)・セラミックファンヒーター
となります!
何を使うかは、家電自体の価格や、消費電力(電気代)と相談ですね。
もし時間に少し余裕があるのなら、電気代節約のために、最初は外干しでも良いですし。(洗濯物に雨が当たらないように)
こんなふうに、洗濯物を部屋干しで早く乾かす方法を知っていれば、
雨の日だけでなく、花粉や黄砂などで、空気の汚れが気になって外干ししたくないシーズンにも、いつでも使えますよね!
あなたの雨の日の洗濯物のストレスが、少しでも解消されると嬉しいです(*^-^*)