
前回は、音痴で悩む女性のために、歌いやすい曲をご紹介しましたが、今回は男性曲です。
前回お話ししたように、“自分は音痴だ” と思い込んでしまっている人は、まずは、そこから解放される必要があるんですよ。
「ピアノ講師」の私が選びに選んで、10曲だけにしぼりました。曲によっては、自信をつけるためのポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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音痴だと思っていると、せっかくカラオケに行っても、苦痛になってしまいますよね。
ですので、これからご紹介する曲を通して、カラオケの時間をどうやりすごすか、戦略を立てましょう!
歌が下手なことで笑いを取るくらいになれば、マイクを離さない自己中の奴より、よっぽど人気者になれますよ^^
音痴なんて気にならない!歌いやすいから自信がもてる男性曲☆
1.明日があるさ♪
坂本 九(1963年)
イチオシはこの曲です!!!もう、絶対にこの曲!!これだけで2年はもちますよ!オリジナルは 1963年ですが、今の子供たちもみんな知っている曲です。
ウルフルズも歌ったし、ジョージアのCMソングにも使われたし、吉本のお笑いの人たちも、大々的に歌っていました。選抜高校野球大会の入場行進曲にもなりましたね。なんと英語バージョンまであります。
※坂本九オリジナル
※よしもとバージョン
どうせ歌うなら、これくらい知名度のある曲をガーン!とやりましょう!そして、おススメするのは、モチロン、歌いやすいからです!
とにかく音域が狭いのです。すごく低いところもなければ、高いところもないから、音が外れないかと恐る恐る歌う必要なし!はずれても、大したことにはなりません!それでいてメロディーが良いし覚えやすいし、言うことなしです^^
もし、途中で✖になったとしても、慌てずあせらず、元に戻れます。なぜなら、1番も2番もみんな、すごーーーく短いから!新しいバージョンだと12番まであるようです。
たとえば 2番でつまづいても、気を取り直して3番から元気に歌えば何の問題もありません。浜田雅功ら、吉本の人たちは 1~12番を順番にかわりばんこに歌っていましたね。
是非それをマネして、皆に振りましょう。自分の歌う時間を減らして、重圧から逃れて下さい。
カラオケ屋ではおそらく6番までだと思いますので、2番まではなんとか自分で歌おうとか、ここで「はい、皆さんで!」と言おうとか、「次、お願い!」とマイクを回すとか 頭の中でイメージしてその場の進行を繰り返し描いてください。
歌は下手なままで十分OK!イメージトレーニングは、電車の中でも寝る前にでもできます。いっそのこと居直って、歌う練習はしていかないのもイイと思いますよ!是非この1曲で、まずは勝負して下さい。
2.どこまでも行こう♪
山崎 唯(1966年)
小林亜星作曲のブリジストンのCMソングとして世に出て、様々な場面で歌われて来た歌。東日本大震災のときにも歌われました。
「どこまでも行こう~道はけわしくとも~♪」これも歌いやすく、みんなで歌いましょう!と声をかけやすい曲です。知らなくても、3分で覚えられますから大丈夫!
皆が歌い出したら、楽しそうにのんびり手拍子でもしててください(笑)余裕ですね!
※オリジナルCM(歌詞字幕なし)
※「ダークダックス」バージョン(歌詞字幕なし)
3.切手のないおくりもの♪
ペギー葉山(1977年)
作詞作曲者の財津和夫も歌えば、「みんなのうた」でも取り上げられたし、平井堅も歌ったし、2017年にはシュガーズがカバーしています。
やはりとても楽に歌える歌です。レパートリーに加えて下さい。
※速水けんたろうバージョン
4.東京音頭♪
1932年
ここまでの3曲は、超おススメなのですが、似ているので、もっと違うのはないの?と思う余裕が出たら、次の段階に進みましょう。
東京音頭!知ってますよね。東京だけではなく全国の盆踊りの定番、ヤクルトスワローズの応援歌!どうだって良いのです、とにかくやけくそでも良いから歌いましょう!
ただ、あまりオシャレな歌の後には、ヒンシュクものかも?演歌が出たあたりなら安全圏!
※踊り方付
5.東京五輪音頭♪
三波春夫(1964年)
1964年の東京オリンピックのテーマ曲として、有名なこの歌。パラリンピックの歌詞も加えた2020年の東京オリンピックバージョンが出来て、石川さゆり・加山雄三・竹原ピストルが歌っています。
覚えやすいし、下手でもそれなりに楽しく聴けます。話題性もあります。是非、踊りも!
※三波春夫バージョン
※2020年バージョン(踊り方付)
6.おどるポンポコリン♪
B.B クイーンズ(1990年)
ご存知「ちびまる子ちゃん」のオープニングテーマ曲。細かいことは気にしないで、楽しく歌いましょう。いろいろ気にすると、楽しく歌えませんよ。気にしない!
7.あとひとつ♪
ファンキー・モンキー・ベイビーズ(2010年)
さてここからは、少し勇気を出して、歌らしい歌に挑戦です!この曲は、楽天イーグルスの頃の田中将大投手の登場曲でした。
難しいと決めつけないで「全然ダメ→ やっぱりダメ→ 最初の方だけ歌える→ 下手ながら最後まで歌い切った!」という階段を上って行きましょう。
最初からうまくやろうとするから、落ち込むのです。力まずに、とにかく歌って、「あの空へ~♪」まで頑張りましょう。
8.いつまでも変わらぬ愛を♪
織田哲郎(1992年)
ポカリスウェットのCMで流れていました。最初は、あまり変化がありませんがサビの「いつま~でも 変わらぬあ~いを♪」に来たらしめたモノです。
※歌詞字幕なし
9.無縁坂♪
さだまさし(1975年)
少し慣れたら、歌いながら自分の声をよく聴いてみましょう。2000年代の歌は、ラップの感覚が入ったものが多く、歌詞がドンドン先に進むので、歌いながらチェックはむずかしいです。
こういうゆっくりの曲で、自分の耳で自分の歌声を追いかけてみて下さい。マイクから出て行った声を、耳で追いかけて、今度は自分が聞き手になって聞くのです!慣れれば必ず出来ます!
10.初恋♪
村下孝蔵(1983年)
これまた古い曲ですが、歌としての完成度が高いし、100回練習しても、価値のある名曲です。鼻歌で出るくらい頭の中で歌っていれば、案外カラオケで堂々と歌えるようになります。
この曲が100点満点で、40点くらいまでに歌えたら、あとはどんどん2000年代の歌にも挑戦していってください。なんでも歌えそうな気がするでしょう?
積極的に恥をかくことを、怖がらないアナタに変身できましたね!!ねっ?!
~いかがですか?
1曲歌えるようになったら、自信がつきます!下手くそで良いから、自分の1曲をまず作りましょう!
いろんな年齢の人がいる場合のカラオケは、無理して今はやっている曲を歌う必要はないし、そういうのは、得意な人に任せておけば良いのです。
まずは「明日があるさ」でイイと思いますよ!グッドラック!