
“うちの子小学校の勉強ついていけるかな?” “何か準備しておかないとダメなんじゃ?”と心配なあなた。
周りでも、塾に通わせ始めたり、通信教育を受け始めたり、ドリルを買ったりなんて話を聞くと、余計に焦りますよね!
文字の読み書き、数字の読み書き、数え方、できれば計算まで…。
でも、少しだけ待って!本当に小学校入学までに、そこまで出来ていないといけないのでしょうか?
この春、子供を小学校に送り出したちょっぴり先輩ママから、
今どきの幼稚園・小学校の指導内容と、実際にわが家がどんな勉強の準備をして来たのか、体験談をお話ししますね!
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勉強の小学校入学準備は指導が大きく変わった!
この春、下の子(息子)が小学校に上がりました😌
入学準備については、昨年の秋ごろから数回、入学予定の小学校で先生から話を聞く機会があったんですね。
そこで聞いた内容は、6年前の上の子(娘)の時とは、だいぶ変わってたんです😲一言で言うと、
「小学校を嫌いにならないために!」
~このことに、幼稚園も、小学校も、力を注いるのがよく分かりました😌
歩き回ったり、先生の話を聞けない等、小1問題がクローズアップされた時期がありましたよね!
これを少しでも解消するための改革ですね。
幼稚園や保育園は「遊び」の中から、社会性を身に付けていくことを中心に、保育内容が考えられています。
ルールを守るとか、相手の気持ちを考えるとか。人として大切ですよね。
今の小学校は、そのことをきっちり踏まえて、
「さあ、お勉強よっ!!」
・・・と、いきなりなるのではなく、
まずは遊びを取り入れつつ、新しい環境に慣れさせることを大切にしています。
それから徐々に机に向かっていく。でもお勉強といっても、線や丸を書くことから始めるんです。
“なーんだ、小学校って怖いところじゃないんだ!”
そう子供たちに理解させるのが目的なんですね。
だから、幼稚園で何度も言われたのは、
「入学前に焦らないで!」
読み書きや計算が、小学校入学前にできるようになっていることよりも、
勉強自体を恐怖に感じたり、嫌なものにならないようにする、
ひいては「小学校に行きたくない!」という気持ちを持たせないようにする、
ここが一番大切!だと。
なので、前もって勉強を教えておかなくちゃ!等と考える必要はない、とのことなんですね。
“あら~ここ数年でずいぶん変わったもんだなぁ…” って、思いましたよ。
小学校入学準備としての勉強はどのようにしておいたらいい?
でもでも・・・です!!
文字や数字の存在を知らなかったら、興味を示すこともできませんよね。
なので、幼稚園や保育園ではもちろん、それらの紹介や働きかけはしています。
働きかけたとしても、受け取り方はその子その子で自由。
興味を示す時期だって、違います。
あくまでも、決して無理強いはしないこと。
ただ、わが子が興味を示し始めたら時期を逃さない!これに限りますね。
そこで、そんな幼稚園の方針にもとづいて、実際にわが家が、塾やドリルに頼らずにしてきた方法をご紹介します!
子供が文字や数字に対して興味を伸ばすのに、効果ありましたよ(*^-^*)
◆◆文字の読み書き◆◆
これは、「絵本の読み聞かせ」これに尽きます!
どの先生に方法を聞いても、見事に同じ回答でした。
幼稚園でも毎日していると思いますが、ぜひぜひお家でも読んであげて下さいね!
文字ばかりを目で追ってしまう大人と違って、子供たちは、音を耳で聞きながら、絵をたっぷり楽しんでいます。
すると、自然に文字にも目が行くようになり、平仮名の読みができるようになるんです。
年少から年中あたりで、すでに効果が見えますよ。カルタをさせると、よく分かりますよね😊
あと、賛否両論あると思いますが、私的には「テレビ」もかなり役に立っている気がします。
息子は、音を聞きつつ、映像やテロップをみながら、いつの間にか読める文字が増えてました。
子供にとっては、平仮名も片仮名も漢字もローマ字も関係なく「全て文字」なので、よく使われるものなら漢字だって読めるんですね。
その後は、もう質問責め😅
「これなんて読むの?」
“はあ、面倒…” と思っても、答えることで、脳の柔軟な子供はどんどん吸収していくので、ここは頑張りどころですね💪
ちなみに息子は、「読み方」にはそんなに興味を持つのに、「書くこと」にはさっぱり興味を示さなかったんですよ😢
幼稚園の働きかけとお友達の影響で、年長の終わりになって、ようーやく書き始めました^^;
でもひとたび興味が湧いてからは、親の私は、本人に求められるままに、見本の文字だけせっせと書いてます。
小学校入学準備としては、この程度で大丈夫なんです!
◆◆数字や計算◆◆
数字の数え方は、幼稚園や保育園でも、ことあるごとにやらせていると思います。
並んだら、一人ずつ順に番号を言わせるとか。玉入れをしたら、みんなで数を数えるとか。
おやつで「一人何個ね」と指示して、本人に取らせたりとか。自然に身に付いてますよね。
小学校で求められているのはここまで!
だから、全然問題ありません。
年長の保育参観や行事を見に行けば、ちゃんと数が数えられていることが確認できますよね。
更に「計算を!」と焦っているママもいると思います。
ここで注意を!大人になっても数学好きだったり、得意としている人に聞くと必ず言うのが、
「数学は覚える教科ではない!」と。
公式を必死で覚えた記憶ありませんか?私もその一人です。
でもそういう人は、漏れなく数学苦手…(>.<;)
公式の意味が分かれば、それで良いのだそう。暗記ではなく、理解ですね😌
たから、1+1=2なんて、数字で覚えさせるなんて最悪なんですって!
そこで、数に興味を持たせるために、わが家で夫と息子がやってた遊びがあるんです。
名付けて『おばけさんゲーム!』
二人で布団の中にもぐります。
そして、「おばけさんがバスに何人乗ってます!」
「バス停で何人乗ってきました!」「次で何人降ります!」「さて、最後までバスに乗っているのは何人?」
~なんて感じの遊びです。
真っ暗なお布団の中で、キャッキャッ言いながら楽しんでました🎶
こんな感じで、足し算や引き算の理解ができているんですよね。
ちなみに、その勢いで掛け算にも入れますよ。もちろん、二三が6なんて覚えさせません。
「いちごが2個入っているカゴが3つあるよ!」「全部でいちごはいくつ?」
・・・九九なんて、小2になったら当然暗記させられます。
だから、掛け算そのものを理解しているなら、暗記はその時で充分なんです。
結局、計算式のようなものは何も覚えさせずに、息子は小学校入学を迎えました。
勉強の小学校入学準備は焦らなくて大丈夫!
勉強面で、小学校の入学準備を心配しているあなた。今どきの指導によれば、入学前までにやっておくべきことは、
絵本の読み聞かせや、いっしょに数を数えるなどの働きかけ!
でも絶対に、無理強いはしない!
子供からサインが出されたら、逃さないで、その好奇心に付き合う!
本当にこれだけです😊
「他の子たちから遅れをとっては困る!」「先に先に!」と焦るのは、親の気持ちであって、
必要なことは小学校で、順を追って、ちゃんと教えてくれるのですからね。
少しでも先に行こうと無理して、子供が興味を失ってしまえばそこまで。
それよりは、まず「充分に興味をもたせる」ことの方が、後の伸びしろがグンと広がると、私自身そう思っています。
子供の人生は、まだ始まったばかり。
小学校に上がり、「勉強」という新しい世界のスタート地点に立ったお子さんを、温かく見守ってあげましょうね😊